3DCGデザイナーになるには?仕事内容や年収についても解説

3DCGデザイナーの仕事とは

2次元を3次元に

DCGデザイナーとは、3DCGソフトを使用し立体的なデザインを行う人のことです。ゲーム関係であれば、キャラクターモデラーや背景モデラー、モーションデザイナーなどが3DCGデザイナーにあてはまります。
ゲーム以外にもアニメや映画などのエンタメ業界、建築業界や広告業界など幅広い分野で活躍できる仕事です。
2Dのデザインを元に立体を表現しなければならず、想像力が必要とされる仕事でもあります。

3DCGデザイナーの年収はどのくらい?

業界や作品によって変わる

3DCGだけでなく大きな括りになりますが、CGデザイナーの平均年収は約483万円※ほど。ただし年代別で見てみると大学・専門学校卒業程度の20〜24歳では約311万円となっており、他業種を含めた年代の平均より若干低くなっています。これは業界が幅広いことに加え、経験年数やスキルなどによって変わるためです。
フリーランスで活動した場合、契約金額や案件数によって変動するため、さらに高い年収を得られることも。特に、大規模なゲームや映画で3DCGデザインを手がけたデザイナーは、高い単価の仕事を獲得できる可能性があります。
※出典元:職業情報提供サイト(job tag)

3DCGデザイナーになるには

就職を目指すなら専門学校

多くの場合、デザイン系の専門学校や芸大・美大といったデザインを学べる教育機関で3DCGソフトの使い方やデザインの知識を学びます。独学でもソフトの使い方などは身につけることができますが、制作会社への就職を考えるとサポートがしっかりしている教育機関に進学する方がおすすめです。
専門学校の場合、デザインの考え方やソフトの基本操作を身につけながら、作品制作を通じてスキルを上げていきます。講師が現役プロということも珍しくなく、産学連携など企業案件を在学中から経験することにより、卒業後すぐに活躍できる即戦力を鍛えます。
またゲーム系の専門学校であればゲーム業界とのパイプが強く、インターンやポートフォリオ制作など就職サポートも万全です。
キャラクターモデラーや背景モデラーとして制作会社に就職後、スキルを磨きフリーランスとして独立することも可能です。

3DCGデザイナーになるために必要な資格は?

3DCGデザイナーになるために特別な資格は必要ありません。
3DCG関連の資格としては以下のような民間資格があるので、スキルを鍛える目的であったり就職時のアピールポイントとして受験してみるのもおすすめです。
・CGクリエイター検定(公益財団法人 画像情報教育振興協会):2D・3DCG制作に必要な基礎知識から制作手法、ワークフローの知識を測る検定。
資格を取得することで、3DCGデザイナーとしてのスキルの信頼性が向上し、制作チームとの連携もスムーズになります。

3DCGデザイナーの将来性

フルCGの長編映画も実写映画のような表現が可能となっているなど、パソコンの処理能力の高性能化や4Kなどディスプレイの進化により、CGの表現の幅はますます広がっています。
最初に書いたようにエンターテイメント業界に限らず、様々な分野で3DCGの活用の機会が増えており、3DCGデザイナーの需要はさらに高まると予想されます。

3DCGデザイナーに向いているのはどんな人?

スキルや表現力、想像力などが求められる3DCGデザイナーですが、これらの能力は学校などで鍛えることが可能です。
一方、ゲームや映画制作の場合、長時間の制作作業に集中する必要があるため、集中力が求められます。
他にも年々進化する制作ソフトの新しい使い方を覚えたり、業界の最新トレンドを研究したりと、向上心がある人にも向いています。

3DCGデザイナーになるにはこの学科!

東京クールジャパン・アカデミーのゲーム3DCGデザイナー専攻では、3DCGデザイナーとして必要なCGソフトの使い方はもちろん3DCGデザイナーで重視されるデッサンからゲームエンジンまで幅広い技術を学ぶことができます。 eスポーツの専攻もある専門学校だから、制作に使用するPCはプロも憧れるハイスペックなゲーミングPC!快適な学習環境が揃っています。
講師も有名ゲームタイトルを担当した現役のプロ。業界で役立つスキルと知識をしっかりと身につけることができます。

3DCGデザイナーに関連する仕事

  • 3DCGモデラー
  • モーションデザイナー

まとめ

作品の世界観を3次元で構築する3DCGデザイナー。3DCGデザイナーになるためには、独学や専門学校進学など様々な方法がありますが、専門学校で体系的に学ぶことが最も効率的で確実な方法です。東京クールジャパン・アカデミーのゲーム3DCGデザイナー専攻では、実践的なカリキュラムと業界との連携により、3DCGデザイナーとしての基礎を固めることができます。
ゲーム業界を目指したい人はぜひ3DCGデザイナーを目指してみてください。専門学校での学習を通じて、夢の実現に向けて一歩を踏み出すことができます。