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01プロゲーマーの仕事とは?
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02プロゲーマーの年収はどのくらい?
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03プロゲーマーになるには?
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04プロゲーマーになるために必要な資格はある?
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05プロゲーマーの将来性
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06プロゲーマーに向いている人はどんな人?
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07プロゲーマーを目指せる学科
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08プロゲーマーに関連する仕事
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09まとめ
近年、大きな注目を集める「eスポーツ」。その最前線で活躍するのが「プロゲーマー」です。好きなゲームで多くの観客を熱狂させる姿に、憧れを抱く高校生も多いのではないでしょうか。この記事では、プロゲーマーという職業について、仕事内容から収入、そしてプロになるための道筋までを解説します。
プロゲーマーの仕事とは?
アスリートであり、エンターテイナー

プロゲーマーの中心となる活動は、eスポーツの大会に出場し勝利を目指すことです。そのために日々練習を重ね、戦略を研究し、技術を磨き続けます。スポーツ選手と同じように、地道な努力が求められます。
また、自身のゲームプレイを配信することも重要な仕事です。ファンと交流しながらプレイを見せることで知名度を高めます。多くのプロゲーマーは配信を収益化しているため、配信による広告収入やファンからの投げ銭・スパチャなどは、選手にとって貴重な収入源の一つです。
しかし、プロゲーマーの仕事はゲームをプレイするだけではありません。eスポーツ関連のイベントにゲストとして出演したり、メディアの取材を受けたり芸能人のような活動をすることもあります。
プロゲーマーは高いゲームスキルを持つアスリートであると同時に、ファンを魅了するエンターテイナーでもあるのです。
プロゲーマーの年収はどのくらい?
トップレベルだと年収が高額になることも
プロゲーマーは新しい職業のため、公的な統計データによる平均年収は発表されていません。収入は選手の人気や実力によって大きく異なり、個人差が非常に大きいのが実情です。
主な収入源には、大会の賞金、所属チームからの給与、企業とのスポンサー契約料、動画配信による広告収入やファンからの寄付、イベント出演料などがあります。
トップレベルの選手には年収が1億円を超える選手もいますが、それだけで生計を立てられるプレイヤーは一握りです。多くの選手は、平均400〜500万円と言われていて、これらの収入源を複数組み合わせることで収入を安定させています。
プロゲーマーになるには?
最近が専門の教育機関も誕生
そもそも「プロゲーマー」の定義を大まかに言うと「ゲームの賞金によって収入を得て生活しているかどうか」。プロのeスポーツチームや企業に所属しているだけでなく、ゲームが強く、多くの大会で上位に入賞して賞金を貰えていればプロゲーマーと言えます。
ただし、日本国内の場合、ゲーム会社が主催する大会のゲームタイトルによっては景品表示法の規制を受けてしまう場合があります。そのため高額な賞金を設定するために、JeSU(日本eスポーツ連合)の定める公認のプロライセンスを持っている人しか参加できないといった条件のゲーム大会もあります。
ライセンスを持つ、持たないどちらにしても、ゲームで勝つスキルがなければいけません。それ以外にも、長時間のプレイに耐える体力や忍耐力といったフィジカルの強化、重要な収入源であるプレイ配信のためのトークや編集スキルなど、プロゲーマーに求められるスキルは多種多様。
もちろん独学でスキルを磨くことも可能ですが、近年は直接プロから学べるスクールや専門学校などが誕生しています。
こういった教育機関では、業界の第一線で活躍するプロから直接指導を受けられます。高性能なPCや高速回線といった最高の環境で練習に打ち込めるだけでなく、同じ目標を持つ仲間とチームを組むことで、独学では得難いコミュニケーション能力や協調性を養えます。
また、プロチームや企業とつながりを持つ学校も多く、在学中から業界関係者と接する機会や、トライアウトへの参加チャンスなど、デビューに向けたサポートが充実している点も大きなメリットです。
特に専門学校(認可校)の場合は、通学定期が購入できたり卒業時に「専門士」の称号が付与されたりと様々な制度がきちんと制定されていることが魅力です。

プロゲーマーになるために必要な資格はある?
日本国内で活動する場合はライセンスが必要な場合もあり
先ほども述べた通り、日本国内で行われるゲーム会社主催の大会では、ゲームタイトルによっては公認ライセンスが必要な場合があります。
しかしこのライセンス自体、大会で良い成績を収めなければ発行されません。
また、eスポーツは海外で開催されるものも多く、海外チームに所属しなくても英語が必要となる場合があります。そのため、英語のスキルを鍛えるため英検(実用英語技能検定)やTOEIC®などを受験するのもおすすめです。
プロゲーマーの将来性
競争率はますます激しくなるが、『その後』の道も増加
eスポーツ市場は国内外で成長を続けており、ファン人口も増加傾向にあります。それに伴い、大会の数や賞金額も増え、プロゲーマーが活躍できる場は今後さらに広がっていくでしょう。
一方で、プレイヤーの競争は非常に激しく、常に高いパフォーマンスを維持し続ける必要がある厳しい世界です。選手生命も比較的短いと言われていますが、引退後のセカンドキャリアは多様化しています。
プロとして培った経験を活かし、チームのコーチや監督、大会解説者、人気ストリーマー、イベントの企画・運営、専門学校やスクールでの指導者など、eスポーツ業界に貢献し続ける道が拓けています。
プロゲーマーに向いている人はどんな人?
高いフィジカルが必要だけど、鍛えられる!
プロゲーマーとして成功するには、ゲームの上手さ以外にも様々な資質が求められます。
- ゲームへの尽きない探究心
- プレッシャーに負けない精神力
- 状況を分析し、戦略を立てる論理的思考力
- 仲間と連携するためのコミュニケーション能力
- 地道な練習を続けられる継続力
これらのスキルは、生まれ持った才能だけでなく、専門学校などで意識してトレーニングすることで伸ばすことができます。
プロゲーマーを目指せる学科

専門学校 東京クールジャパン・アカデミー ゲーム総合学科 eスポーツ専攻 プロゲーマーコース
東京クールジャパン・アカデミーの「ゲーム総合学科 プロゲーマーコース」では、プロゲーマーになるための専門的な知識とスキルを体系的に学べます。
本コースでは、トップクラスの実績を持つ現役プロゲーマーが直接指導。授業の93%が実習で、最新のeスポーツ専用ルームを使い、実践的なスキルをとことん磨き上げます。さらに、長時間のプレイに耐えるフィジカルトレーニングや、国際舞台で活躍するための英会話もカリキュラムに含まれており、世界で戦えるプロを育成します。
同じ夢を持つ仲間と切磋琢磨し、充実したデビューサポートのもと、憧れのeスポーツ業界で活躍するプロゲーマーになる夢の実現に向けて一歩を踏み出すことができます。
プロゲーマーに関連する仕事
- 動画編集者
- ゲームイベントスタッフ
- eスポーツライター
- ゲーム講師
- ゲーム配信者(ストリーマー)
- ゲーム実況者
- イベントMC(司会)
まとめ
プロゲーマーは、eスポーツの最前線で活躍し、大会出場や配信活動など多岐にわたる活動を通じてファンを魅了する重要な役割を担う職業です。ゲームの技術だけでなく、戦略的思考力やコミュニケーション能力、継続力が求められます。
プロゲーマーになるためには様々な方法がありますが、専門学校で体系的に学ぶことが効率的な方法です。
ゲームが好きでeスポーツに興味があり、世界で戦えるプロゲーマーになりたい人は、ぜひプロゲーマーを目指してみてください。