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01キャラクターデザイナーの仕事とは
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02キャラクターデザイナーの年収はどのくらい?
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03キャラクターデザイナーになるには
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04キャラクターデザイナーになるために必要な資格は?
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05キャラクターデザイナーの将来性
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06キャラクターデザイナーに向いているのはどんな人?
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07キャラクターデザイナーになるにはこの学科!
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08キャラクターデザイナーに関連する仕事
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09まとめ
キャラクターデザイナーの仕事とは
様々なキャラクターの生みの親

キャラクターデザイナーは、ゲーム、アニメ、漫画、イラストなどで使用されるキャラクターを創造する職業です。キャラクターの外見、性格、世界観に合ったデザイン、魅力的なビジュアルなど、作品の根幹となるキャラクターを設計します。最近はVTuverのデザインなども増えています。
キャラクターデザイナーは単に絵を描くだけでなく、作品の世界観を理解し、視覚的に魅力的で記憶に残るキャラクターを創造する重要な役割を担っています。
ゲーム作品(特にソシャゲ)においては主要なキャラクターの場合、複数の有名イラストレーターが担当することもあります。しかしそれ以外の敵キャラクターやNPC(ノンプレイヤーキャラクター)などはゲーム制作会社に在籍するイラストレーターやキャラクターデザイナーが担当することが多く、人型だけでなく動物や植物をモチーフにしたイラストなど、幅広いイラストスキルが求められる仕事です。
キャラクターデザイナーの年収はどのくらい?
正社員やフリーランスなど働き方によって幅広い
キャラクターデザイナーの年収は、経験年数や働き方(会社員かフリーランスか)、担当する作品の規模などによって大きく異なります。
厚生労働省の統計に公的なデータはありませんが、収入は個人のスキルや実績に大きく左右されます。会社員は基本給にボーナス等が加算されますが、フリーランスの場合は仕事ごとの契約料が収入の柱です。
おおよその平均は年収約400万円ほど、中途採用など経験を積んでいる場合は600万円を超えることも。キャラクターデザイナーの年収のボリュームゾーンは非常に幅広くなっています。
世界的にヒットする作品のキャラクターを手がけたデザイナーは、大きな収入を得られる可能性があります。
キャラクターデザイナーになるには
ゲーム会社で働くなら専門学校進学がおすすめ
高校卒業からキャラクターデザイナーになるために、スキルの取得で2つのパターン、就職先として2つのパターンがあります。
スキルの取得
- クリエイティブ会社に就職:ゲーム会社やアニメ制作会社に就職し、先輩デザイナーからキャラクターデザイン技術を学ぶ
- フリーランスとして活動:フリーランスのイラストレーターとして活動しながらキャラクターデザインの仕事を受注し、実績を積み重ねる
就職先
- 独学で学習:イラストやキャラクターデザインの技術を独学で覚え、個人で作品制作しながらスキルを向上させる。
- 専門学校や大学で学ぶ:デザインソフトの使い方からキャラクターデザインの考え方、業界に関する知識など基礎から応用まで幅広く学ぶ。
この中で、スキルの取得はもちろん就職の面においてもおすすめなのが専門学校で学ぶこと。
手探りで学ぶ独学とは異なり、プロの講師から直接学び、在学中から企業案件を経験するなど、卒業後すぐに即戦力として活躍できる実力をしっかりと身につけることができます。
また多くの専門学校はゲーム会社など業界との強いパイプがあるので、インターンを経験してそのまま内定、就職といったキャラクターデザイナーへの道がしっかりとしているのもポイント。
実力があればフリーランスでの活動もできますが、安定した生活を送りながらキャラクターデザイナーとして活躍したいのであれば、企業での就職がおすすめ。だから就職実績のある専門学校に進学するのが1番です。

キャラクターデザイナーになるために必要な資格は?
基本的に不要。でも就職に役立つ場合も
キャラクターデザイナーになるために特別な資格は必要ありません。
ただし、正社員として働く場合、以下のようなデザイン系検定を持っていれば、就職活動時のスキルの証明として役立つこともあります。
・色彩検定(公益社団法人 色彩検定協会):色の知識や配色技術を学び、キャラクターデザインやイラスト制作に必要な色彩感覚を客観的に証明できる公的資格です。初心者でも3級から受けられます。
・Photoshop®クリエイター能力認定試験・Illustrator®クリエイター能力認定試験(株式会社サーティファイ):Photoshopを使ったデザイン・画像編集スキルを評価する検定とIllustratorを使ったイラスト・グラフィックコンテンツ制作スキルを評価する検定で、キャラクターデザインやイラスト表現に役立ちます
キャラクターデザイナーの将来性
競争率は年々増加傾向
世界でも人気の高い日本のアニメ・ゲーム業界。スマホやゲーム機本体などハードの進化に加え、ARやVRといった新しい技術の登場で、キャラクターデザイナーのニーズもますます増加しています。
しかし無料で高性能なデザインソフトが数多く登場し、誰でも手軽にイラストを描き発表できる環境が揃っている現在。キャラクターデザイナーの競争率も高くなり、よりクオリティ・オリジナリティの高いデザインを求められます。
デザインにも流行があるため、常に流行を追い求めながらオリジナリティを確立できるキャラクターデザイナーが求められるでしょう。
キャラクターデザイナーに向いているのはどんな人?
コミュニケーション能力と探究心が重要
多くのキャラクターデザイナーは、クライアントから伝えられる設定資料を元に1からデザインを考えなければいけません。そのため、オリジナリティも大事ですが、クライアントの求めているものをしっかりと聞き取り、汲み取るためのコミュニケーション能力が重要となってきます。
また、デジタルツールでイラストを描く場合は、常に進化し続けるツールを使いこなすための探究心も重要です。
人付き合いが苦手、PCでイラストを描いたことないという人も、専門学校ではグループワークや最新の機材を使用できる学習環境が整っているので、これからでも身につけることができます。
キャラクターデザイナーになるにはこの学科!

専門学校 東京クールジャパン・アカデミー ゲーム総合学科 ゲームグラフィックデザイナー専攻
カリキュラムの90%は実習!ゲームグラフィックデザイナー専攻では2DCGデザインソフトの使い方はもちろん、デザイナーには必要不可欠なデッサン&クロッキーをしっかりと学び、描画力を鍛えます。
他にもゲームグラフィックやキャラクターデザインの技術と表現方法を学んだ上で学内コンペを開催。ゲスト審査員として招致したゲーム会社のクリエイターの方に向けてプレゼンテーションを行い、在学中から作品アピールの機会を活かし、キャラクターデザイナーとしての就職を目指します。
キャラクターデザイナーに関連する仕事
- イラストレーター
- 背景デザイナー
- UIデザイナー
- 3DCGモデラー
- 3DCGデザイナー
- モーションデザイナー
まとめ
キャラクターデザイナーとは、ゲームやアニメ、漫画などの作品で使用されるキャラクターを創造する重要な役割を担う職業です。デザインスキルや創造力が求められます。
東京クールジャパン・アカデミーのゲームグラフィックデザイナー専攻では、実践的な実習カリキュラムと業界との連携により、キャラクターデザイナーとしての必要なスキルを学ぶことができます。
絵を描くことが好き、魅力的なキャラクターを生み出したいという人は、ぜひキャラクターデザイナーを目指してみてください。